本堂のお参りが終わったら、金閣浮御堂へ。
お寺の中央にある池に浮かぶお堂。
昔から、私たちは一生のうちに7つの思いがけない災難があると言われているそうです。
そんな七難をお堂の周りで取り除き(七まいり)、堂内に入って福を得るという参拝をする場所です。
堂内には十二天のうち三天が春夏秋冬の季節ごとにお祀りされています。
(※十二天とは四方(東・西・南・北)と、四隅(東北・東南・西北・西南)の八方、天と地、日と月、すべての方角を司る守護神。)
弁財天大祭の4月最終週土曜日~5月第一週日曜は、 十二天すべてご開帳されるそうです。
受付で拝観券を渡すと、金ピカの魔除おさめ札7枚綴りと御守りをいただきました。
そして、係りの方から参拝方法の説明。
「~するように」ではなく「~しないように」と祈るようにと。
更に詳しい参拝方法を記した紙も渡されました。
①橋を渡り、おさめ札を持ち正面で一礼。
②時計回りに回廊を周る。
※回廊を周る際は、「病気しないように」「事故に遭わないように」など災難を払うように「○○しないように」と願いながら進む。
③正面の箱におさめ札を1枚切り離し入れる。
※最初の1枚も1周まわってから納める。
④1周ごとに1枚入れ、7周で7枚入れる。
⑤最後のおさめ札を入れたら、正面向かって左側の入口より堂内に入り参拝する。
私は七難のうち、もう何難かあったような気もするので、残りの難を回避すればいいのかな・・・とも思いましたが、いやいや、もしかすると七難以上ある特別人生かもしれないと思いなおし、考えうる災難を除けていただけるようお願いしました。
災難付与の特別はいらないけれど・・・。
*安倍文珠院*
奈良県桜井市阿部645
TEL:0744-43-0002
受付時間:午前9時~午後17時迄(年中無休)
安倍文珠院 ① 本堂
安倍文珠院 ③ 古墳