15時頃宿泊先の函館国際ホテルを出発。
綺麗な街だな~。
なんだか日本じゃないみたい。
ツツジの咲き乱れる道を通り抜け15時半「函館山ふれあいセンター」に到着。
虫とか蛇とか似合う雰囲気にちょっと汗・・・。
気を取り直し、登山口のあるここで情報収集。
職員の方が出てきて地図をくださった。
私「千畳敷まで行きたいのですが、蛇いそうですか?」
まず知りたいのは蛇!
職員さん「蛇はいるかもしれないけど、蛇も人間が怖いからね。。。それより、マダニの方が怖いよ。蛇では死なないけどマダニでは死ぬこともあるからね。草むらとか入らないようにした方がいい。木の上から落っこちてくることもあるけど。私達も山登った後は帰ったらすぐにシャワーを浴びてチェックするんだよ。」
マダニ・・・。ドイツで一度刺されたことがある。
ひるむ要因が次から次だ。。。
私「・・・。旧登山道とか、整備されてますか?草生い茂ったりしてない?」
職員さん「うん、その道は地元の小学生でも登れるようになってるよ。」
私「ちょっと安心しました。これから千畳敷指令所跡まで行きたいなって思うのですが、そんなに時間かからない?」
職員さん「えっ!?今から?普通登山は午前中にスタートするものだよ。この間も暗くなって道に迷い一晩山の中で過ごした人がいたんだよ。」
なんだ、この無謀な旅人は・・・という雰囲気。
私「それは嫌だな・・・ちょっと考えます。ありがとうございます。」
センターを出て、登山口に佇み地図を睨みながらしばし考えた・・・。
午後、しかも16時近くに山登り始める人はいないのかな・・・。
でも、日没までまだ3時間くらいある。
山を登り要塞を見て、日没までに山頂にたどり着き、夜景を見た後バスでホテルまで戻る。
この一連の目的を達成するためには、出発はやはり今なのだ。
吉野の山を20km歩いた時のことを思い出し、登山道に足を踏み入れた。
蛇やら虫やらの危険な雰囲気も漂っているけど、この時には少し肝も据わってきていた。
函館市青柳町6番12号
電話:0138-22-6799
開館時間:8:45~17:30
休館日:年末年始(12/29~1/3)
いざ、函館山